長め


残酷な現実と向き合うための勇気
「子供である」ということの最大限利用法
本当は独占欲が強くて寂しがり屋なの知ってるよ
天の川の下、飛び込んだ水たまりの中の私が笑う
ありったけの愛とほんの少しの涙をそえて

君に届かないなら声なんかいらない
英雄になるための代償(それはあまりにも大きすぎた)
子供のままでいるには私たちは汚れすぎている
後ろには君、前には幸せな未来を乗せて
正常だろうと異常だろうとそれでも私たちは笑っている

幸福はお金で買うことができない(ほんとうに?)
そこに愛という感情を入れないでくれ
私からは何も伝えないよ、だからあなたが私を見つけて
立ち上がれないくらい叩きのめして欲しい。希望や優しさが少しでもあれば、それにすがってしまうから
いくらでも嘘をつくよ、そしたら君は笑うでしょ?

私が笑ったまま泣いたのをあなたは知らない
貴方をナイト気取りで守ると言った僕は
泣いた、喚いた、君はいなくなった
そのかわり、私の心臓をあげるから
もうしないって(嘘なら)言えるよ

君のことを忘れるには永遠という時間が必要です
その感情は愛でしたか、恋でしたか
やさしくしようか?同情しようか?
不自由と言う現実に目隠しをして自由を手に入れた
泳げない鳥を魚は笑っただろうか

さようならくらい言えるようになりました
愛して欲しいと願った日に君はいなくなった
青すぎる春に僕はまだ眠ったままでいる
君は好きなだけ僕を憎んでいてくれよ
夕焼けに飲み込まれた電車を見送ったホームにて


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